『ハチドリのひとしずく』
2007-04-03


禺画像]


 監修: 辻 信一

  森が燃えていました

 森の生きものたちは
 われ先にと
 逃げて
 いきました

 でもクリキンディという名の
 ハチドリだけは
 いったりきたり
 くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
 火の上に落としていきます

 動物たちがそれを見て
 「そんなことをして
 いったい何になるんだ」
 といって笑います

 クリキンディは
 こう答えました


  「私は、私にできることをしているだけ」


 ・・・・・・南アメリカの先住民に伝わる話だそうです。

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