『なぜ勉強させるのか?』
2007-04-17


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 副題:教育再生を根本から考える

 諏訪哲二著

 勉学に勤しもうという姿勢、意欲を見せない若者たちが何故今多いのか、またその事実にどう対処すれば良いのかという疑問は、本書を読んでも未だ解けません。

 勉強は、社会で金儲けや成功するためにするのでは決してなく、社会に出たときに悩みながらも生き抜く知恵を得る手段だと今でも思ってはいます。

 しかし、真剣、律儀、真面目、勤勉、尊敬、けじめ、恥といった言葉は今の日本社会には既に存在せず、TVや新聞を賑わしている辛くて情けない出来事にもだんだん慣らされてきている自分自身に怖さを覚えますし、この社会で“マトモに生きろ”と若者たちをどう説得していけば良いのでしょうか?

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