「外来生物」についての勉強会が、
2008-01-26


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 今日午後開催され、参加してきました。タイトルは『自然観察の中で外来生物とどう向き合うか』です。

 NACS-J自然観察指導員大阪連絡会と大阪自然環境保全協会の共催の学習会。


 「土着の自然は長い過程を経て成立した自然であり、最も安定しており、また災害や病害などのリスクは少ないものである。」

 「外来生物が侵入してくればその自然の生物種の構成は必ず変化するだろうし、たとえ在来種を絶滅させることがなくとも、生態系にさまざまな影響を与える。」

 「そして、それらの影響の大きさをきちんと科学的に検証することができないのであれば、大きなリスクを負うのは我々ではなく将来世代であるからして、自然の持つ精神的価値を継承するためにも、我々は生態系への影響を排除できるまで外来生物を除去する必要があろうし、長期的には根絶させるのがベストだろう。」

 「ただし、外来生物も生き物でありその命は尊ぶべきものであり、無益な殺生はすべきではない。外来生物を多く補殺する必要があるならば、取扱い方の基準(倫理規定)が必要ではないか?」

 「外来生物を見つけたら、1.まず、何もしない(むやみに殺したり捕獲したりしない) 2.きちんと記録して都道府県の担当者まで出来るだけ早く連絡する が良いだろう。」

 ある先生のお話です(大体このような趣旨だったかな?)。


 途中で居眠りすることもほとんどなく、大変充実した3時間半でした。

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